台南の名物「肉圓」。ぷるぷるの餃子の分厚い皮の様なものの中にひき肉が入っていて、甘じょっぱいあんがかかってるのだけど、これがまぁほんとにほんとに美味い!夢中で食べていると相席になったおじいちゃんがものすごい流暢な日本語で話しかけてきた。
「ぼくはねぇこの辺りに住んでるんだけど、ここの肉圓は本物。台南で一番だと思ってる」古い人は日本語が話せると聞いたけど、ほんとうちの近所のおじいちゃんと話してるのと同じ。嫁の私、薬味を付け加えようとすると、
「いやいやダメよ、そのままがやっぱり一番!」「あららっそうですか笑」
何処から来たの?今日はどこ行くの?話は弾み、美味い肉圓を3人でもぐもぐしながら ほんのりとしたひととき。
おじいちゃんはここの肉圓を週に3回は必ず食べに来るそうで、今日も美味しそうにほうばって帰っていきました。素敵な一期一会。
場所が何処だったか、回ったうちのどれかの観光スポットのすぐ入口にあるんですがこの店です↓ああ~もう一回食べたい!!散歩してると何処からか賑やかな音楽とバクチク音。お!祭りか!音を追って小走り。するとやってました祭り。
こういう祭りは初めて見る。こじんまりながら楽しくなってきました!写真を撮ろうと寄るが、巨人が動くたびビビる嫁の私。踊るししまい↓
一息したカフェの女の子に「祭りすごいね~」的な事を話したら「あの人たちクレイジー」と返ってきた笑。この行事、毎週毎週飽きるほどやってるらしい。なので若者は一切興味がないそうだ。なるほどね~。祭りの後は再び肉圓。今回は肉ではなく海老!少し香辛料がはいっているがまずまず。でもやはりさっきの肉の方がダントツに美味し。他にもそれぞれに個性を出し違った具材で勝負しているお店がいくつもあるらしく、いつか機会があれば行ってみたい。さてもうちょっと食べたいので麺を少々。お目当てのタンツーメンはおあづけで、目の前にあった店で良く分からないものを注文。ビーフン麺にスーラータンっぽい味付けなんだけど、
「うっ!甘い!」
台北と違って台南、味付けが結構甘い傾向なようだ(ホテルの朝食で食べた粥も甘め、ハズレないだろうと選んだみそ汁には砂糖が入っていた)気を取り直し、地元の女の子が教えてくれた人気の春巻き「金得春捲」へ。人がひっきりなしで行列をなしています。おばちゃんたちが慣れた手つきで巻きに巻きまくってます。早い!みたところ具はモヤシ、キャベツ、豆腐、玉子、蝦、肉、まめ、パクチー、ピーナッツの模様。楽しみになってきました。並ぶ事15分金得春捲ゲット。早速いただきます!おう~具がたっぷり!しかしかぶりついていくと次第に嫌な予感が...。はいーキターーー春巻きの中に大量のグラニュー糖。
「あまっあんまーーっ!」
ジャリジャリ言ってます。これは料理なのかいや、デザートなのか。うーむ台南の食、今のところ甘いの連続。さて屋台はいかがなのもか?!