前回の神農街を散歩中、奥の奥まで迷いこんだ私達。気がつけば街はずれまで行ってしまい、Uターンして戻ろうかと思ったところ嫁が赤い提灯を見つける。
明らかにそれは個人の家風だったが、構わずにズンズンと入っていくと表には表札らしきポスターが飾ってあった。きっとココなんかあるはず!

私達に気付いた家人が玄関に寄って来るが相手は英語もダメで全く言葉が通じず、しかしどうしても中が見たくなった嫁はズーズーしくもカタコト中国語で「ちょっと見せてくれますか」と言ってみた。
すると食事を中断し、全員が「どうぞ、どうど」ともてなす感じ。
え、まじでいいんすか、なんていい人たちなんだろう!言ってみるもんだ。
早速入れてもらい見渡すと、まぁ!素敵なリビング!


「すみません、ちょっと気になったもので・・・」と私達。
するとまた言葉通じず、でも自由に中見て見てと言ってくる。あらまこんなにウェルカムな感じでいいのかしら?(とことん台湾の人は人が良すぎる!)
部屋を見せてもらうと素敵な寝室


「ここってもしかして泊まれるんですか?」と聞くと
「はいできます。ここ僕の家」
「この人(他の人達を指差して)今日泊まる、民宿」
うっそーーーんまじでーーー♪
台南もすごく気に入ったし、どうしても泊まりたくなり次の日に鹿港へ行くのは辞め、明日ここに泊まりたいと話す。あいにく2部屋しかない部屋は当然一杯、しかしすんご~~~いいい人で、リーディングルームでいいならばと、OKしてくれた、しかもお値段まで安く!
↓次の日用意してくれた部屋。十分すぎます。ふかふか布団にタオルまで用意してくれた。いい人すぎる。

出来てまだ1年になってない宿、ほぼ台湾人しか泊まらないのだが、以前もこうして迷い込んだ外国人がいたのかその時も彼女が急きょ呼ばれたらしい。日本からはきっと私らがはじめて。
居心地良すぎてすっかりくつろぐ自分達。


(なんかマーボーさんのライフスタイル嫁が密かに目標としてるのとまるでおんなじ♪今地味に頑張ってる手仕事の工房なんかがあって、それが軒先にひっそり置いてあったりして、1日数組だけ泊められる小さな宿。うらやましすぎる!!うちの場合呑み屋もつきます)
さて夕食。マーボーさんに教えてもらった、というか安くてうまい食堂知ってますか?と聞いただけなのにわざわざ連れて行ってくれ、さらに!料理をいろいろ説明してくれた挙句に!店員さんにずえーーーーんぶ注文してくれそして去っていった...どこまで人がいいんだ!!!親切すぎる!



というか、マーボーさん、夜に打ち合わせで出かけるとか言ってたのに、遅刻してまで見ず知らずの私達になんて親切!いい人すぎるよ。