2010年4月13日火曜日

たったひとりの貸切

こんばんは。嫁です(って9割以上嫁が代筆しておりマスが今日は個人的に...)

夫婦そろってビンボー暇なしクッタクタの毎日、今日の嫁は昼のパートを終えて、今日は夜の買出しパシリも無く、個人仕事もうすぐ納品できるしやっと休める...と思っていたところとりあえず来てくれというのでちょっと疲れてたけど私用の帰り遅くお店に寄った。

お店に入ろうとしたところ小さな張り紙が目にとまる。よ~く見てみると



「・・・・」

「!!」

びっくりと、嬉しいのと、一生懸命書いた字が汚いのと、
いろんなものが混ざり合って思わず...うるんでしまった。

「覚えていてくれたんですね...」

間がりを始めるまで時間帯がま逆生活だった私たち、4年間一緒にいるという事が殆どなく、 当然一般的に特別な日と言われる日はいつも時間が合わずこういう事は無いものと過ごしていた私は、
この日、たったひとりの客となった。

「何にもできなくて、ごめんな」

・・・とんでもない。うあうありがとヴぉぁございまず (驚くことにたまったま付いていたTVがプロポーズ大賞、というなんとも偶然な番組で、もらい泣きまで入った状態で言葉にならず)

あと1時間で大工の夜勤だし、食べにも連れて行ってあげられない買出し時間もなかった。あり合わせだけどと言って出してくれたものは、私の好きなものでした。大好きな薄味さっぱり系、それからえび。お気に入りのレモンEXVオリーブオイルと塩コショウでシンプルにいただく。レモンの香りも口いっぱいに広がりたまらなくおいしい(あ、コレ今度ちょっと改良してお出し出来るかと。オススメです)
次も大好きなカプレーゼサラダ。
そして2人お酒で乾杯。
それからいつもの辛めのココナッツカレーライス。アジア好きな自分たちのなんとなく定番。高いものでもない、豪華でもない、素朴なものだけど、自分たちにとっては特別に思える。
・・・いつか間借りをする事なく、もっと勉強をし、腕も磨き、将来きちんと店主(夫)が自分の城をかまえる事が出来た時、いつか誰かの記念日にこうしたもてなしをしてあげれたらと小さな夢が広がった。

ささやかながらも落ち着いて一緒にいられたほんの数時間...うれしかった。
どうぞ、どうぞ、これからもよろしく。
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そして間がりあと1年と半年、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
素朴な料理にお酒だけど気持ちはいっぱい入ってます。どうぞいらしてくださいね!


プライベートネタ失礼いたしました...